韓国の不動産バブル崩壊か 金利急上昇で悲惨な状況に 【ウラどり】

FNNプライムオンライン
20 Jan 202309:02

Summary

TLDR韓国の不動産市場は、政策金利の急激な引き上げとアメリカの利上げに追随する形で、不動産価格が暴落し、不動産バブル崩壊の兆しが見られます。特に、 Seoul のマンション価格は5年間で2倍以上に跳ね上がり、投資対象となりましたが、金利上がりに伴い、購買意欲が下がり、マンション価格が暴落しています。また、変動金利を選択した住宅ローンの返済者が多く、金利の上昇により返済に苦悩する人が増えています。さらに、韓国特有の賃貸制度「チョンセ」による投資の過熱がバブル崩壊の背景に影を落としています。

Takeaways

  • 📉 韓国の不動産価格が急落し、バブル崩壊の兆しが見られています。
  • 🇰🇷 韓国銀行は政策金利を過去最低の0.5%から3.5%まで急速に引き上げ、日本よりも一足早く政策転換を行っています。
  • 🏠 ソウルのマンション価格は過去5年間で2倍以上に跳ね上がり、不動産バブルの状態でした。
  • 💰 政策金利の引き上げにより、過度な借入による投資が難しくなり、不動産価格が下落し始めました。
  • 📈 不動産価格の変動率は2019年から急激に上昇していましたが、昨年後半から大きく下落しています。
  • 🇺🇸 韓国はアメリカの利上げに追随し、政策金利を引き上げました。
  • 🏢 韓国では住宅ローンなどの融資を受ける人の7割以上が変動金利を選んでいます。
  • 💸 金利の上昇に伴い、返済に困る人が増え、生活に影響が出ています。
  • 🔄 韓国特有の賃貸制度「チョンセ」がバブル崩壊に影響を与えている可能性があります。
  • 🏦 韓国銀行の総裁は、不動産市場の価格下落が韓国経済全体を脅かす可能性があると述べています。
  • 🌐 日本と韓国の状況は異なり、日本の不動産バブルが起こっているわけではありませんが、韓国の動向は日本の将来の参考になる可能性があります。

Q & A

  • 韓国の不動産価格はどのように変動していますか?

    -韓国の不動産価格は、政策金利の引き上げに伴い始めて下がり始めています。首尔のマンション価格は過去5年間で2倍以上に跳ね上がり、不動産バブルの状態でしたが、急激に価格が落ち込んでいます。

  • 韓国銀行の政策金利は何パーセントからどれまで引き上げられましたか?

    -韓国銀行の政策金利は、過去最低の0.5%から3.5%まで急速に引き上げられています。これは日本と対照的で、日本はマイナス0.1%に据え置いています。

  • 韓国の不動産投資はどのようにして投資対象となりましたか?

    -韓国では、価格が高騰することで不動産は住む場所以上の投資対象となりました。多くの人々がギリギリまで借金して家を買おうとし、投資を過剰に行っていました。

  • 韓国の不動産市場の現状はどのような影響を受けていますか?

    -韓国の不動産市場は、政策金利の引き上げによる購入家の購買意欲の下落と、住宅ローンの変動金利の上昇による返済負担の增大という影響を受けています。これにより、マンション価格の暴落が起こり、不動産バブル崩壊の兆しが見られます。

  • 韓国の民間賃貸制度「チョンセ」はどのようなものか?

    -「チョンセ」は韓国独特の賃貸制度で、借主が月々の家賃を払う代わりに、不動産価格の6割から7割程度の保証金を一括で大家に預けます。賃貸期間が終わったら、保証金は借主に返金されます。これにより、実質的に家賃を払わずに家に住むことができます。

  • 「チョンセ」制度が不動産バブル崩壊に与える影響は何ですか?

    -「チョンセ」制度は、不動産価格が上昇している時に利益をもたらす一方、価格が下落すると大家が保証金以上の負債を抱える可能性があります。現在、韓国では返済に困る大家が急増し、保証金を返せなくなる場合も增多しています。

  • 韓国の住宅ローンの利用状況はどのようになっていますか?

    -韓国では、住宅ローンなどの融資を受ける人の7割以上が変動金利を選んでいます。これにより、政策金利の引き上げに伴い、返済額が増大し、多くの人たちが返済に困っています。

  • 韓国の不動産市場の今後の見通しはどのようなものですか?

    -韓国銀行の総裁は、価格の下落により市場に困難な状況を招く可能性が高いと発言しています。このまま行くと、韓国経済全体を脅かしかねない状況です。

  • 日本の不動産市場と韓国の不動産市場の違いは何ですか?

    -日本と韓国の不動産市場の違いは、日本の市場は不動産バブルが起きていないため、韓国のような状況にすぐにはなりません。ただし、金利の上昇幅によっては不動産市場が冷え込む可能性があるため、韓国の動向は日本の参考になるかもしれません。

  • 韓国の不動産投資のリスクは何ですか?

    -韓国の不動産投資のリスクは、価格が急激に上昇したことにより、投資家が過剰に借金を負い、返済が困難になることです。また、不動産価格が下落すると、投資家の財産が大幅に減少し、保証金を返せなくなる場合も增多しています。

  • 韓国の「チョンセ」制度を利用する際の注意点は何ですか?

    -「チョンセ」制度を利用する際の注意点は、不動産価格が上昇している時に利益をもたらす一方で、価格が下落すると大家が保証金以上の負債を抱える可能性があることです。また、物件価格が下落し、保証金を返せなくなる場合も增多しているため、慎重な判断が必要です。

Outlines

00:00

🏙️ 韓国不動産市場の危機

韓国では不動産価格が急落し、不動産バブル崩壊の兆しが見られます。韓国銀行は過去最低の0.5%から3.5%まで政策金利を急激に引き上げており、アメリカの利上げに追随した形です。しかし、この政策の副作用が深刻になり、不動産価格が下がり始めています。特にソウルのマンション価格は5年間で2倍以上に跳ね上がり、不動産バブルの状態が続いていました。政策金利の引き上げによって、購買意欲が下がり、不動産価格が暴落しています。また、韓国では変動金利を選んだ住宅ローンの利用者が7割以上いますが、金利の上昇により返済に苦しむ人が増えています。これによって、収入の大半を返済に充てている状況が見られ、深刻な経済状況が予測されています。

05:01

🏦 韓国特有の賃貸制度「チョンセ」の影響

韓国特有の賃貸制度「チョンセ」は、家賃を代わりに不動産価格の6~7割の保証金を一括で預け、賃貸期間が終わると返金される制度です。この制度により、大家は保証金を元手に新たなマンションを購入し、利益を得ることができ、さらに賃貸を増やしました。しかし、不動産価格が大きく下がると、大家は保証金以上の負債を抱えることになり、返済に困る大家が急増しています。この制度がバブルを起こしやすい状況を招いている可能性もあります。現在、保証金を返せなくなる大山が社会問題化しており、韓国経済全体を脅かす可能性がある状況が示唆されています。

Mindmap

過去最低からの急激な上昇
アメリカの利上げに追随
政策金利の引き上げ
ソウルのマンション価格の急落
バブル崩壊の兆し
不動産価格の暴落
下落の継続予想
金利上昇の影響の持続
不動産市場の今後
不動産バブルの崩壊
収入の大部分を返済に使用
借金の増加と返済の困難化
住宅ローンの返済困難
金利の上昇による返済額の増加
多くの借り手が変動金利を選択
変動金利の影響
追加のアルバイトをする必要性
生活時間の圧縮
労働増加による生活の変化
個人の経済的影響
金利の現状維持
不動産市場への影響
日本の金融政策
金利の急速な引き上げ
日本との政策の対比
韓国の先行き金利政策
日韓金融政策の比較
保証金を基にした賃貸システム
実質的な家賃ゼロ
チョンセの説明
投資対象としての不動産
価格の上昇時の利益機会
バブル形成への寄与
チョンセ制度のリスク
韓国特有の賃貸制度「チョンセ」
韓国の不動産バブル崩壊と金融政策の影響
Alert

Keywords

💡不動産バブル

不動産バブルとは、不動産価格が過度に上昇し、経済的根拠がない状態を指す言葉です。この動画では、韓国の不動産市場が焦点となり、住宅価格が急激に上昇して不動産バブルが形成されたと説明されています。また、政策金利の引き上げによってバブルが崩壊する兆しが見られるようになったとも述べられています。

💡政策金利

政策金利は、中央銀行が設定する貸出金利のことであり、通貨政策の主要なツールの一つです。この動画では、韓国銀行が政策金利を過去最低の0.5%から3.5%まで急速に引き上げたことが不動産価格の変動に影響を与えたと説明されています。

💡投資

投資とは、将来に利益を得るために金銭や労力を投下する行為を指します。この動画では、不動産が住む場所以上の投資対象となり、価格が高腾するにつれて一般市民にとって購入が難しくなり、投資のリスクが増加したと触れられています。

💡利上げ

利上げとは、貸出金利を上げることを指します。この動画では、韓国がアメリカの利上げに追随して政策金利を引き上げ、その結果として不動産市場に影響を与えることが示されています。

💡不動産価格の変動率

不動産価格の変動率とは、一定期間内に不動産価格がどの程度変わったかを示す指標です。この動画では、ソウルのマンション価格の変動率が急激に上昇していたが、政策金利の引き上げに伴い大きく下落したことが示されています。

💡住宅ローン

住宅ローンとは、不動産購入に必要な資金を銀行などから借り、返済を行う金融商品のことです。この動画では、住宅ローンの金利が上がることによって、借り手にとって返済が難しくなったことが不動産価格の暴落の原因となっています。

💡賃貸制度

賃貸制度とは、物件を所有する大家と借主との間で結ばれる契約関係のことです。この動画では、韓国独特の賃貸制度「チョンセ」が紹介されており、これによって不動産市場に大きな影響を与えることが説明されています。

💡保証金

保証金とは、契約の時に支払い、契約終了時に返還される金銭です。この動画では、賃貸制度「チョンセ」において保証金が重要な役割を果たしていることが示されています。不動産価格が下落すると、保証金を返還することが困難になるリスクがあることが触れられています。

💡不動産市場の冷え込み

不動産市場の冷え込みとは、不動産の需要が減少し、価格が下落する状況を指します。この動画では、政策金利の引き上げによって不動産市場が冷え込む可能性があることが示されています。

💡社会問題化

社会問題化とは、ある問題が社会全体に影響を及ぼし、広く注目されるようになることを指します。この動画では、不動産価格の暴落や保証金の返還困難が、社会問題化していることが示されています。

Highlights

韓国の不動産価格が暴落している

韓国銀行が政策金利を過去最低の0.5%から3.5%まで急速に引き上げた

韓国はアメリカの利上げに追随した形で政策金利を変更した

不動産価格の高騰が続いていた韓国で、政策金利の引き上げにより価格が下がり始めた

ソウルのマンション価格は5年間で2倍以上に跳ね上がり、不動産バブルの状態

不動産投資が住居機能を超え、投資対象となり、過剰な借金を負う人々が増えた

利上げにより、不動産購入の購買意欲が下がり、価格が暴落した

韓国では7割以上の住宅ローンが変動金利を選んでおり、金利の上昇で返済困難者が増える

住宅ローンの利用者が年収の6倍以上を返済に充てている状況

賃貸制度「チョンセ」が独特の不動産バブルを助長

「チョンセ」制度では保証金を一括で預け、賃貸期間終了時に返金される

不動産価格が下落すると、大家は保証金以上の負債を抱える可能性がある

金利の上昇に伴い、返済額が急増し、副業が必要な人が増えた

物件価格が下がり、保証金を返せなくなる大家が急増し、社会問題化

韓国銀行の総裁が不動産市場の今後について、価格下落により困難が招く可能性があると述べた

韓国の不動産事情が日本の参考になる可能性がある

「チョンセ」制度がバブルを起こしやすい状況を作り出した可能性がある

過剰な不動産投資がリスクを引き起こす

適正価格を保つことが重要であり、過剰な借金は問題を引き起こす

Transcripts

00:00

韓国不動産バブル崩壊の兆しです

00:04

日本では日銀の政策転換と

00:07

住宅ローンの金利引き上げに注目が集まっ

00:09

ていますが一足

00:11

早く政策金利の引き上げに踏み切ったお隣

00:15

韓国では今

00:16

不動産価格が暴落しています

00:20

つい最近まで不動産バブルが続いていた

00:23

韓国で今何が起きているのか

00:26

現地ソウルから詳しく解説します

00:30

ここからはFNNソウル支局の一ノ瀬登る

00:34

支局長に伝えてもらいます一ノ瀬さん

00:36

よろしくお願いします

00:39

よろしくお願いします日本でも今週金利が

00:42

大きなニュースになりましたがこちら韓国

00:44

では日本より一足早く

00:47

政策金利の大幅な引き上げに踏み切って

00:50

いるんですこちらのグラフですが

00:53

韓国の中央銀行にあたる韓国銀行は

00:56

政策金利を過去最低だった0.5%から

01:00

3.5%まで

01:02

急速に引き上げています日本がマイナス

01:05

0.1%に据え置いているのとは対照的

01:08

でして

01:09

韓国はアメリカの利上げに

01:12

追随した形です

01:14

しかし今その副作用が深刻になってきて

01:17

いるんですもともと

01:19

韓国では去年の夏頃まで不動産価格の高騰

01:22

が続きました

01:24

ソウルのマンション価格はこの5年間で2

01:28

倍以上に跳ね上がり

01:29

平均で1億円を超えるまさに不動産バブル

01:33

状態でしたところが

01:35

政策金利の引き上げに伴い

01:37

不動産価格が

01:39

下がり始めたんです

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こちらはマンション価格の変動率です

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2019年から

01:46

急激に上昇していましたが

01:48

去年の後半から大きく

01:51

落ち込みましたこの動きはまだ続くとみ

01:54

られ

01:54

不動産バブル崩壊の兆しと捉えられている

01:57

んです

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まあこの金利が上がった影響ということ

02:00

ですけれども本当に急転直下かなり急激な

02:03

この動きですね

02:07

そうなんですねそこには韓国の不動産

02:10

バブル特有の事情があります

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韓国では高騰する価格に刺激され

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不動産は住む場所以上に

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投資の対象になりました

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魂までかき集めてつまり

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ギリギリまで借金してでも家を買おうと

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いう言葉がよく使われるなど

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収入に見合わない投資をした人が多く

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価格は

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上がり続けましたしかしあまりにも価格が

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上がりすぎたため一般市民には

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買うことが難しくなりさらに利上げにより

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買うための借金がしづらくなったため

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購買意欲が下がりマンション価格の

02:49

暴落が起きているんです

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韓国では住宅ローンなどの融資を受ける人

02:54

02:55

7割以上が

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変動金利を選んでいます

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もともとギリギリまで資金を借り入れてい

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たところに

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ローンの金利が上がり

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返済に困る人たちが増えています

03:07

で50代のこちらの女性

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キムさんは1年ほど前にマンションを購入

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しましたで分譲価格は

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6300万円で

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貯蓄のほか

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家族と知人に1200万円

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金融機関から1900万円を

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借りましたしかし

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当初

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2.61%だった変動金利が

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4.3%まで上昇してしまいました

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そのためローンの返済が苦しくなり今は朝

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5時から夜10時まで

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清掃のアルバイトを2つ掛け持ちせざるを

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得ないと言います

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このキムさんはキムさんの収入は月

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30万円ほどですが

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借金の返済は知人などへの分を合わせると

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月々27万円になります

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実に

04:04

収入の9割を返済に当てている状況なん

04:07

です

04:09

でさらに韓国銀行のデータによりますと

04:12

住宅ローンの利用者は

04:14

平均でも年収の6割以上を

04:18

返済に充てているんです

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住宅ローンの金利は今後も上がる見込みで

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マンション価格の下落は

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下落に歯止めがかかる兆候は見られません

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そして

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状況をさらに悪化されている背景があり

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ますここで注目の裏情報がこちら

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韓国特有の賃貸制度

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調整でバブル崩壊へです

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でこのチョンセという制度は

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家の借主が

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月々の家賃を払う代わりに

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不動産価格の

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6割から7割ほどのまとまった保証金を

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一括で大家に預けますで賃貸期間が終わり

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ますと

05:00

預かった保証金は

05:03

借主に全額返金されますつまり

05:06

借主は実質家賃ゼロで家に住める制度なん

05:10

です

05:11

一方で大家はこの保証金を元手に

05:14

新たなマンションを買い

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値上がりした時に売れば

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利益になりますまたその物件をさらに

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チョンセとして貸し出し

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新たに保証金を手にすることもできます

05:26

この方法で次々と不動産を増やした人が

05:30

多く

05:31

ソウルでは賃貸のうち

05:33

チョンセが6割を占めるとも言われてい

05:35

ます

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初めて知ったんですけどまあ一見いいこと

05:41

含め運用がうまくいけばいいなと思うん

05:42

ですけどこれは落とし穴もちょっとあり

05:44

そうですよね

05:47

そうなんですねこの方法は不動産価格が

05:51

上昇している時はうまくいくんですが

05:52

大きく下がれば大家は

05:56

保証金以上の

05:57

負債を抱えることになります今韓国では

06:00

返済に困る大家が急増しているんです

06:05

35歳のこちらの男性

06:08

ファンさんは1年足らずの間に自宅とは別

06:11

にアパート3個も購入しました

06:14

費用はおよそ

06:15

6350万円でいずれもチョンセの保証金

06:19

を元手に物件を増やしましたしかし

06:22

金利の引き上げに伴いローンの返済額が

06:25

急増

06:26

月々の返済はおよそ35万円で

06:29

収入の8割ほどを返済に当てています今は

06:33

副業のアルバイトに追われ毎日4時間ほど

06:36

しか寝られていないと言います

06:40

でこのファンさんが購入した住宅の一つは

06:43

3700万円で

06:45

買ったんですがそのうちの3000万円は

06:48

仮主から預かったチョンセの保証金です

06:52

契約の満了に伴って

06:53

全額返金しなければいけないのに

06:57

物件価格は今

06:59

2950円まで50万円まで下がり

07:02

保証金にも足りていません

07:04

新たな借り主も転売先も見つからずまさに

07:08

先が見えないまま金利を払い続けている

07:11

状況なんです

07:12

でこのような例は少なくなく中には保証金

07:16

を借主に返せなくなる大山多く社会問題化

07:20

しています

07:22

韓国銀行の総裁は一昨日今後の不動産市場

07:25

について

07:26

価格の下落により市場に

07:28

困難な状況を招く可能性が高いと発言して

07:31

いてこのまま行くと韓国経済全体を

07:35

脅かしかねない状況です

07:38

深刻な状況がよく伝わってきました日本は

07:41

韓国とちょっと事情は違いますけれども仮

07:43

に日本で金利が上がった場合に韓国と似た

07:46

ような状況になる恐れというのは一ノ瀬

07:48

さんあるんでしょうか

07:51

日本では不動産バブルが起きているわけで

07:55

はないので

07:56

仮に利上げがあったとしてもすぐに韓国の

07:58

ような状況になることはないとみられてい

08:01

ますただ金利の上昇幅によっては不

08:04

動産市場が冷え込むこともありうるので

08:07

韓国の

08:08

韓国の動向は今後の日本の参考になるかも

08:10

しれませんですね一ノ瀬さんありがとう

08:13

ございましたさあ斎藤先生韓国の不動産

08:16

事情を危機的な状況のようですねこれ

08:18

セっていう制度がそもそもバブルを

08:21

起こしやすい生徒なんじゃないかと思い

08:23

ますねまたがりのまたがりで

08:25

成立してしまう

08:26

自分が住むためじゃなくて

08:28

投資でどんどんどんどん膨らめていくこ

08:30

れってバブルっていうのはじけますよね

08:34

欲を書いて適正価格

08:36

借り入れちゃうと大変なことになるそう

08:38

ですねはい

08:40

リターンもあるかもしれないけどもリスク

08:41

はそれだけあるということですよねまあ

08:43

韓国ので注意深く見ておく必要がありそう

08:45

です

08:46

[音楽]